【ブンデスリーガ】フランクフルト1-2シュトゥットガルト(日本時間11月26日/ドイチェ・バンク・パルク)
サッカーの試合では珍しい光景が広がった。一部のフランクフルトのサポーターが試合開始前にシュトゥットガルトのサポーターと衝突し、警察が出動する事態に発展してしまった。その結果一部のサポーターが入場を禁止され、スタンドに不自然な空席が生まれたことが、話題となっている。
試合開始直後の4分、突如として多くの空席があるフランクフルトのサポーター席が映し出された。熱狂的なファンの多いブンデスリーガの中でもフランクフルトサポーターは特に熱いと言われているため、こうした多くの空席が生まれるのは異常事態と言える。
ABEMAで解説を務めたミムラユウスケ氏は「シュトゥットガルトとフランクフルトのサポーターが衝突していたようで、警察が出動して放水車が用意されていたと出ていた。シュトゥットガルトとフランクフルトは距離的にも近いため、ダービーマッチに近い雰囲気がある」と解説した。
またフランクフルトがホームスタジアムを5万8000人収容へと改修し、この試合が満員になる初の試合だったことにも触れ、「こうした形で空席が生まれてしまうのが少し残念」と語っている。
熱狂的なことで知られるフランクフルトサポーターだが、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメントのナポリ戦の2試合で暴動を起こすなど、近年は熱量が良くない方向に向かうこともある。改修済みのスタジアムが満員となる姿を見るためにも、節度を持った応援が求められている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)