【ブンデスリーガ】フランクフルト1-2シュトゥットガルト(日本時間11月26日/ドイチェ・バンク・パルク)
あまりにアンラッキーな場面だった。フランクフルトの左サイドのクロスに対して、シュトゥットガルトの右SBアントンが頭でのクリアを狙った。しかし、不運にもこのクリアボールがゴールに吸い込まれてしまい、痛恨のオウンゴールで同点弾を献上してしまった。
フランクフルトが0-1と追いかける展開で迎えた26分、相手GKからのロングキックを回収したホームチームは、少ないタッチ数で左SBフィリップ・マックスにボールを届けた。
パスを受けたクロスの名手に対して、シュトゥットガルトDFヴァルデマール・アントンはすぐにカバーした。その際、本来はセーフティにクリアしたかったが、相手のクロスボールが自らに直撃すると、それが自軍ゴール方向へ。
ABEMAで実況を務めた倉敷保雄氏が「ここしかないところに飛んでいきました」と伝えたように、アントンに当たったボールは無情にも絶妙な形でゴールへと吸い込まれた。
フランクフルトからすればシュート0本で同点、シュトゥットガルトからすればシュートを打たれずに失点を喫するという明暗が分かれるプレーとなったが、結果的には先制点を決めていたアウェイチームが勝利。アントンの痛恨のオウンゴールが試合結果を左右することなく試合は終わっている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)