【ブンデスリーガ】フランクフルト1-2シュトゥットガルト(日本時間11月26日/ドイチェ・バンク・パルク)
伊藤洋輝の諦めないプレーが功を奏した瞬間だった。味方選手とのラインを揃えられず、相手に背後を取られてしまった日本代表DFだったが、それをカバーするように全速力で帰陣。最後はスライディングで相手のシュートにプレッシャーを与えて、絶体絶命のピンチを何とか免れた。
シュトゥットガルトは1-2とリードして迎えた64分に絶体絶命のピンチを迎えた。
伊藤洋輝からすればオフサイドを狙った場面だったのかもしれないが、結果的に味方選手と最終ラインを揃えることができず、フランクフルト右SBアウレリオ・ブタとMFファレス・チャイビの連係でディフェンスラインの裏を取られた。
あわや大ピンチという場面で日本代表DFは全速力で帰陣。最後はスライディングタックルを仕掛け、若きアルジェリア代表FWのミスを誘った。
このピンチを迎えた最大の要因は不揃いだったシュトゥットガルトの最終ラインにある。右CBのダン=アクセル・ザガドゥが伊藤と同じ高さまでラインを上げておけばこのようなピンチを招くことはなかったが、それができなかったためにシュトゥットガルトの最終ラインはデコボコに。最終ラインの設定が洗練されれば、より強固なディフェンスラインが形成されるようになるだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)