ブライトンが窮地に追い込まれている。今シーズンはプレミアリーグに加え、クラブ史上初のヨーロッパリーグに参戦して過密日程となり、怪我人が続出している中、新たに2選手の戦線離脱が明らかになった。
ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は11月29日のAEKアテネ戦に向けた前日会見で、26日のノッティンガム・フォレスト戦で途中交代したFWファンス・ファティとDFタレク・ランプティについて言及。「アンスとランプティは怪我をした。我々は長期に渡って失うことになる」と語った。
具体的な離脱期間については明かされなかったが、イングランドはもちろんアンス・ファティの保有元がバルセロナということもありスペインのメディアでも話題に。『ザ・サン』紙や『ムンド・デポルティボ』紙は「3か月の長期離脱になる」と伝えている。
今夏にバルサからレンタル加入したアンス・ファティは、攻撃的ポジションならどこでも機能して公式戦14試合で4ゴール・1アシストを記録。ノッティンガム・フォレスト戦では怪我で欠場した三笘薫に代わって左ウイングで先発していたが、19分に筋肉の痛みを訴えて途中交代していた。
ノッティンガム・フォレスト戦のブライトンでは、三笘、ペルビス・エストゥピニャン、ソリー・マーチ、フリオ・エンシソ、ジェームズ・ミルナー、イゴール、ダニー・ウェルベックなど多くの選手が怪我で欠場。地元メディア『The Argus』は三笘、ミルナー、イゴールはすでにチーム練習に復帰していると報じているが、すぐに試合で使えるコンディションなのかは不明だ。
「アンス・ファティ長期離脱」のニュースはすでにSNSで拡散されており、ブライトン・ファンからは「なんてことだ」、「長いな・・・」、「なんとか1、2か月で帰って来れないか」、「悲しいな」、「また不幸なニュース」など、心配&悲観の声が出ている。
(ABEMA/プレミアリーグ)