12月に入り受験に向けた動きが本格化する中で、話題に上がっているのが「内申書」だ。正式には「調査書」と言われ、学校での生活態度、授業の出欠、部活や生徒会といった活動記録などが記載され、評価されるもの。中高大と進学する上で、学力試験と並んで選考基準の1つとなっている。多様性の重視やAO入試などが拡大する昨今、内申書の選考基準の比重が大きくなっている一面がある一方で、評価基準が教師や学校、自治体ごとに違うなど、“入試のブラックボックス”と呼ばれることも。