【ブンデスリーガ】シュトゥットガルト2-0ブレーメン(日本時間12月3日/メルセデス・ベンツ・アレーナ)
ライバル関係にある2人が美しすぎるフィニッシュを見せた。高い位置でボールを奪うと、ウンダフとギラシのストライカー2人でボールを2回3回と交換し相手を惑わせると、最後は前者がシュートを放った。惜しくもゴールには至らなかったが、美しすぎるパスワークでのフィニッシュに称賛の声が寄せられている。
スコアレスで迎えた11分、シュトゥットガルトは前線の高い位置でボールを奪うと、FWデニズ・ウンダフが相手のプレッシャーを躱してFWセール・ギラシにパス。ギラシは巧みなポストプレーでストライカー同士2回3回とダイレクトでパスを交換しうまくスペースを突いて、最後はドイツ人FWがシュートを放った。シュートは相手DFに当たり、ゴール左に外れ惜しくもゴールには至らなかったが、仮に決まっていたらスーパーゴールとして語り継がれていたことだろう。
ABEMAで解説を務めたミムラユウスケ氏は「ウンダフとギラシの関係の良さはありますよね。 お互いにハイペースでゴールを決めていて、ライバル心バチバチかと思えばプライベートでもいい関係みたいですね。 そうなると監督も起用したくなる」と2人の関係性から生まれたこのシーンを絶賛していた。
ここまでギラシは16ゴールで得点ランク2位、ウンダフは8ゴールで得点ランク5位と素晴らしいペースで得点を量産している。両者はストライカーとしてライバル関係ではあるものの、ここまでいい関係性を築けているとなると今後もこの2人の同時起用が増えるかもしれない。この2人が今季どこまで数字を伸ばせるか非常に楽しみだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)