【スコティッシュ・プレミアシップ】セントジョンストン1-3セルティック(日本時間12月3日/マクダーミド・パーク)
古橋亨梧の見事な落しが決勝ゴールを呼び込んだ。カウンターの局面にて、バイタルエリアでパスを受けた古橋はその直前に首振り。周りの状況を確認してからMFオライリーへ丁寧なラストパスを送ると、最後はデンマーク代表MFが右足を振り抜き、強烈なミドルシュートがゴールネットに突き刺さった。
1-1で迎えた78分、セルティックは自陣からのカウンターを狙うと、敵陣のボックス手前で古橋亨梧にパスが渡った。
直前に首を振って周りの状況を把握していた古橋からすれば多くの選択肢があったが、その中で近くにいたマット・オライリーにパスを出すことを選択。ダイレクトでシュートを打てる絶妙な位置にラストパスを送ると、オライリーはそれに応えるように右足を振り抜き、強烈なミドルシュートがゴールネットに突き刺さった。
古橋のプレースピードが速かったことで、視聴者は「古橋アシスト?」「アシストじゃん」と、あっという間の勝ち越しゴールに驚いた様子だった。
オライリーは古橋との関係を「最高だ」と語っており、11月のインタビューでは「セルティックでのアシストの70%は彼によるものだと思う」と発言。その言葉通り、今節も古橋からのパスを確実に仕留めて勝ち越しゴールをもたらした。このホットラインは敗退こそしてしまったが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも脅威になるなど洗練されつつあり、ブレンダン・ロジャーズ監督のチームの中で最高の武器となっている。
(ABEMA/スコティッシュ・プレミアシップ)