【WWE】RAW（12月4日・日本時間5日／アルバニー）
トップロープから雪崩式ブレーンバスターを危機一髪で回避した女子レスラーが、2人まとめてパワーボムで叩き落とすという衝撃技。あまりのエグさにリングサイドで観戦していた女子タッグ王者が“顔芸”リアクションで驚きを露わにした。
カタナ・チャンス＆ケイデン・カーターとティーガン・ノックス＆ナタリアのタッグ戦でのひと幕。パワーファイトが売りのナタリアによる、カタナとケイデンそれぞれを片腕ずつで担ぎ上げてパワーボムで叩き落とす衝撃の力技が炸裂した。
カタナ＆ケイデンはリフトして組体操のようなムーンサルトなど連携の妙を見せるが、ティーガンとナタリアもスピード感のある攻撃で反撃。両チーム拮抗した好勝負を繰り広げる。
そんな中でも、パワーが売りのナタリアが見せた力でねじ伏せる一撃が強烈だった。カタナ＆ケイデンのコンビプレーにトップロープから2人掛かりの雪崩式スーパープレックスを喰らってしまう…という危機的場面。辛うじて回避したナタリアはするりとロープから降りると、あろうことか2人を抱えながらまとめてパワーボムで叩き落した。
タッグチームまとめて真っ逆さまに落とす攻撃にファンも「頭やばっ」「パワー」「これはヒヤヒヤするな」と反応。リング下で試合を観戦していた、女子タッグ王者のチェルシー・グリーンも「ワオ、彼女やるわね」といった様子の顔芸で驚き露わにした。
いつもであれば『キャプテン翼』を彷彿させる空中合体ワザで試合を沸かせるカタナとケイデンだが、今回は立花兄弟ばりの「スカイラブ・ハリケーン」風キャノンボールはお預け。 代わりにパートナーを高々とリフトしてボディプレスを叩きつける「ハイライト・リール」が決まり、カタナがナタリアからカウント・スリーを奪う殊勲の勝利を収めた。（ABEMA／WWE『RAW』）
