「マンガ」「アニメ」「ゲーム」「アイドル」「鉄道」「フィギュア」など、さまざまなジャンルに「オタク」は存在するが、どのオタクが「自身の趣味や好みを深める活動」=「オタ活」に最もお金と時間をかけているのだろうか?
市場調査会社の矢野経済研究所は「オタク」を対象に行ったアンケートの集計結果を発表。調査は国内在住の15歳から69歳の男女1万人にインターネット上で実施。「オタクを自認」もしくは「第3者からオタクと認知」されていると答えた人の回答を分析した。
30の分野でそれぞれ「オタクの推定人数」「年間消費金額」「平均オタ活時間」をまとめたところ最も数が多いとされたオタクは「漫画オタク」。推定人数はおよそ674万人。
そして、一番お金をかけているのが「PCオタク」や「テクノロジーオタク」と呼ばれる人たち。1人あたりの年間消費金額は10万円を超えている。
1週間の平均オタ活時間が最も長かったのは「VTuberオタク」で15.7時間。
そして、人数・金額・時間、それらすべてでトップ5に入っているのが「アイドルオタク」だ。推定人数およそ429万人。1人あたりの年間消費金額はおよそ8万円で1週間の平均オタ活時間は10.8時間。
この結果にネットでは「こうして見るとアイドルヲタが一番活発なんだな」「オレが使った時間と金はこんなもんじゃないけどな(笑)」などの声が。
矢野経済研究所の分析では、「時間とお金をかける人」が最も多いのはアイドルオタクで、およそ25%が「1週間のオタ活時間10時間以上かつ年間消費額5万円以上」と回答した。
さらに、アイドルオタクの平均世帯年収は、回答があったオタク全体の平均世帯年収とさほど変わらないことから、アイドルオタクはほかのオタクと比べて可処分所得のうち「オタ活」に費やす金額が多い傾向が見られると分析した。
(『ABEMAヒルズ』より)
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