美容院代はなんと年間約100万円。個性的すぎる髪型の男性を取材すると、その意外な経歴に稲垣吾郎らが驚く一幕があった。
ABEMAにて12月10日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#6では、「髪型の社会学」と題した企画が展開。これは「髪型にこだわっている人の人生には何かがある」と考える、プロデューサー / 大学教員の若新雄純氏が企画提案したもの。同じく髪型に強いこだわりを持つ稲垣が、EXIT・りんたろー。と『DayDay.』(日本テレビ)など多くの情報番組でニュース解説者として活躍する石田健氏を相棒に、東京・原宿でロケを行い、髪型に強い個性を持つ人を取材し、その方の人生・人となりに迫った。
3人が訪れたのは、芸能人もお忍びで通うという美容室「PINZORO」。店主のMARUさんがスタイリングしていたのは「スパイクヘア」が超個性的なキフジンさん(30代後半)。ガチガチに固まったツンツンヘアが強烈なインパクトを放っている。稲垣は対面して「一体何から聞けば…?」と戸惑いを見せていた。
かなり仕事が限られそうなヘアスタイルだが、意外にもキフジンさんは「会計事務」に従事しているという。「父が税理士なので、その手伝いをしている」と説明した。家族も、派手な髪型に理解を示しているという。
気になるのは、月あたりの美容院代だ。キフジンさんは「月のトータルは8万〜9万円」と明かした。年間100万円ほど出費しているそうだが、キフジンさんは「ほかに使うことがないので」「食べ物は、食べれりゃなんでもいい」とファッション以外への興味が薄いと明かした。
年間100万円を美容室代に使うには他にも理由がある。幼少期はとても内気な性格で、いじめを受けていたキフジンさんは18歳で上京して、おしゃれな髪型の人たちに出会い意識が一変。髪の毛に気を使うようになり、どんどん性格も明るくなっていったそうだ。それまで没個性的だったキフジンさんは個性を出しまくることを目指し、高さ50cmのモヒカンや虹色の編み込みに挑戦するようになった。
キフジンさんは「自己満足です。髪の毛が1番盛れるというか、1番インパクトが出やすい」と髪の毛にこだわり始めたきっかけを振り返った。街を歩くと後ろ指を指され、落ち込むことがあるそうだが、“今の自分があるのは、髪の毛のおかげ”と個性的な髪型をやめる気はないと明かした。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)
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