【ブンデスリーガ】ヴォルフスブルク0-1フライブルク(日本時間12月9日/フォルクスワーゲン・アレーナ)
日本代表MFからすると厳しい判定だった。堂安律は味方と連係して相手を挟み込むような形でタックルを仕掛けたが惜しくも不発。相手がファウルをもらいに来たように見えたが、結果的に堂安のファウルとなってしまい、これには苛立ちを隠せない様子だった。
スコアレスで迎えた6分、ヴォルフスブルクMFロヴロ・マイェルに対して、フライブルクDFフィリップ・ラインハートがピッタリとマークに付いた。
すると、右WGで先発出場していた堂安律は、すかさずラインハートと相手を挟み込むような形で重心の低い鋭いタックルを敢行。しかし、上手い形で股抜きパスを通されて不発に。加えてマイェルが接触のために倒れたことで主審は笛を吹き、堂安のファウルを取った。この判定に日本代表MFは納得がいかない様子で、ジェスチャーを交えながら主審に抗議をしていた。
この場面について、ABEMAで解説を務めた安田理大氏は「積極的な姿勢はいいと思いますね」と堂安の守備意識の高さを賞賛している。
堂安は左足のテクニックだけでなく、体の強さと守備もこなすハードワークも持ち味だ。結果的にファウルとはなってしまったが、この場面は彼の良さが伺えたシーンではないだろうか。
(ABEMA/ブンデスリーガ)