【プレミアリーグ】ブライトン1-1バーンリー(日本時間12月10日/アメックス・スタジアム)
まさに『主役は遅れてやってくる』の瞬間だった。ベンチスタートとなった日本代表FW三笘薫が後半開始時にピッチに立つと、ファーストプレーで魅せる。圧倒的なスピードで相手選手をぶっちぎってスタジアムを沸かせた。
このところ“休養”が与えられている三笘。前節のブレントフォード戦では4試合ぶりにフル出場したが、バーンリー戦では再びベンチスタートに。
するとハーフタイムでララーナと交代し、左ウイングとして投入。わずか33秒で早速見せ場を作った。
敵陣の浅い位置でボールを受けて軽やかに攻め込んでいく。対峙するグズムンドソンとの1対1の状況を作ると、そこから急加速。ボックス左まで一気に運んでグラウンダーのクロスを入れた。
惜しくも味方選手が合わせられずGKにキャッチされたが、ファーストプレーでアメックス・スタジアムに詰めかけたブライトンサポーターを唸らせた。
SNS上でも「待ってました三笘!」「早速持ち味出したな」など盛り上がりを見せ、「後半頼むよ!」と期待が高まるプレーとなった。
実際にこの日は再三にわたって左サイドをドリブルで攻略。何度も惜しいクロスを上げ、さらには2つの決定的なシュートを放つなど存在感を見せた。
(ABEMA/プレミアリーグ)