【ブンデスリーガ】フランクフルト5-1バイエルン(日本時間12月9日/ドイチェ・バンク・パルク)
まさかの大量得点となった。フランクフルトがボックス付近での素晴らしいパス回しで相手を崩すと最後はクラウフが右足でゴールに流し込んだ。一度オフサイドとなったが長いVARチェックの末ゴールが認められ、この試合5得点目を記録。ベンチにいた長谷部誠らサブのメンバーも抱き合う激アツな展開となった。
フランクフルトが4-1とリードして迎えた60分、フランクフルトはボックス付近で4人が流動的に動きながら巧みなパス回しで相手のDFを揺さぶった。
MFマリオ・ゲッツェが中央でボールを受けると、一気に相手ディフェンスラインを割り、ボックス内に侵入。少しタッチが大きくなったがそこに待っていたMFアンスガー・クナウフが冷静に右足でアウト気味にゴールに流し込んだ。一度はオフサイドの判定となってしまったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の結果、ゴールが認められこの試合5得点目を記録した。
そして話題となったのが得点直後のフランクフルトのベンチ前の様子だ、ゴールを決めたクナウフがサブの選手やスタッフのもとに訪れると、ベンチの前に歓喜の輪ができた。長谷部誠もチームメイトに飛びついて喜ぶなど、ドイチェ・バンク・パルクは最高の雰囲気になった。
このシーンを見たABEMA視聴者からは「長谷部かわいい」と、滅多に見ることができないベテランMFのはっちゃけた姿を面白がっていた。
試合前は予想だにしなかったであろう5-1の大勝はフランクフルトにとって大きな一勝となった。今夏にオリヴァー・グラスナー監督や鎌田大地ら、チームの重要なメンバーが去った中で新戦力がフィットしてきている。後半戦にどれだけ順位を巻き返せるかどうか、楽しみにしているサポーターも多いのではないだろうか。
(ABEMA/ブンデスリーガ)