【ブンデスリーガ】フランクフルト5-1バイエルン(日本時間12月9日/ドイチェ・バンク・パルク)
バイエルンMFキミッヒのプレーに全員が騙された。敵陣でのFKの場面で、ドイツ代表MFはクロスを上げるのではなく、相手の意表をついて縦にパスを差し込んだ。これをシュポ=モティングがダイレクトでシュートを放ち、バイエルンにビッグチャンスが生まれている。
バイエルンが0-1と追いかける展開で迎えた29分、敵陣でFKのチャンスを獲得したドイツ王者は意表を突くプレーで相手ゴールを脅かす。
キッカーのヨシュア・キミッヒはボックス内にクロスを上げるのではなく、近いサイドから裏に抜け出したエリック・マキシム・シュポ=モティングに縦パスを差し込んだ。このパスを受けたカメルーン代表はダイレクトでシュートを放ち、バイエルンにビッグチャンスが生まれた。
結果的にゴールにこそならなかったが、サインプレーでゴールを脅かしたキミッヒのFKに対して、ABEMAで解説を務めた川勝良一氏は「意外性をつきましたね。意外とでも、気持ちが入ってる、集中しているチームにこういうのは効きますよね」とコメント。ボックス内でがっしりと構えていたフランクフルトのディフェンスには効果的なプレーだったと分析している。
データサイト『WhoScored.com』によると、今季フランクフルトはブンデスリーガのクラブでセットプレーからの失点を最少の「1」に留めている。バイエルンからすれば、こうしたデータを踏まえてのサインプレーだったのだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)