【ブンデスリーガ】フランクフルト5-1バイエルン(日本時間12月9日/ドイチェ・バンク・パルク)
ブンデスリーガ史に残るレジェンド同士のマッチアップだった。バイエルンFWミュラーがフランクフルトディフェンスの背後に抜け出すと、長谷部誠は的確なカバーリングで対応。何とかCKに逃れて、自分のサイドから崩されることを防いだ。
フランクフルトが5-1とリードして迎えた87分、バイエルンは少ないタッチ数で相手ディフェンスを攻略。最後はラファエル・ゲレイロからのパスに抜け出したトーマス・ミュラーが深い位置を取ったが、そこで対応したのが長谷部誠だった。
ミュラーの抜け出しについていった元日本代表MFは、相手のパスコースを消しつつ、ドリブルでも抜かれない絶妙な距離間でブロック。CKに逃れてピンチを脱した。
この的確な守備に対して、ABEMA視聴者からは「流石カイザー」「安心感がやばい」など長谷部への絶大な信頼が伝わるコメントが寄せられた。
34歳のミュラーと39歳の長谷部は、それぞれブンデスリーガの歴史に名を刻む記録を残している。前者はバイエルンでは史上初となる15年連続ゴール記録を達成。後者はこの試合で外国籍の選手ではフランクフルト史上最多出場記録を更新している。彼らのようなレジェンド同士のマッチアップは滅多に見られない。今のうち目に焼き付けておくべきだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)