【ブンデスリーガ】フランクフルト5-1バイエルン(日本時間12月9日/ドイチェ・バンク・パルク)
カイザーが味方選手との連係で快足WGに何もさせなかった。フランクフルトMF長谷部誠はDFパチョとレロイ・サネ相手にダブルチームで対応。縦と横の選択肢を削ってクリーンにボールを奪い切ってみせた。
フランクフルトが5-1とリードして迎えた84分、レロイ・サネを生かしたバイエルン陣内からの速攻に対して、途中出場の長谷部誠は右SBのウィリアム・パチョとのダブルチームで対応した。
元日本代表MFは中のドリブルコースを閉じて選択肢を奪い、縦はスピードがあるパチョが封じた。この見事な連係での守備でフランクフルトはボールを奪い切り、ピンチの芽を事前に摘んだ。
この場面で長谷部とサネのマッチアップであれば分が悪かっただろうが、味方選手のカバーがあったことで、彼らしい相手の選択肢を奪うプレーをすることができた。ブンデスリーガでは7試合ぶりの出番となったベテランMFだが、このようなプレーを続ければ出場機会は自ずと増えてくるだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)