【ブンデスリーガ】フランクフルト5-1バイエルン(日本時間12月9日/ドイチェ・バンク・パルク)
劣勢の中でキックの名手がゴラッソを突き刺した。バイエルンはフランクフルトに前半だけで0-3のリードを許す厳しい展開に。その中でMFキミッヒは相手GKが一歩も動けない完璧なコースに見事なミドルシュートを突き刺して何とか一矢報いた。
バイエルンが0-3と追いかける展開で迎えた44分、右のボックス内で2人の相手選手を引きつけたレロイ・ザネは、ボックス外でフリーとなっていたヨシュア・キミッヒにマイナスのボールを折り返した。
この丁寧なラストパスをドイツ代表MFはダイレクトで右足を一振り。名手ケヴィン・トラップも一歩も動けない衝撃的なゴラッソが決まり、バイエルンが前半終了間際に1点を返した。
ABEMAで解説を務めた川勝良一氏は「これは(ミート)がうまかったですね」とキミッヒのボールを正確に当てるキックの技術を賞賛。
続けて「ザネは(自分がシュートを)打てるボールはもらえなかったが、(マイナスにいたキミッヒに)落とすところが空いていた。これは最終ラインが下がってしまったからですよね」とコメント。ザネの対応に追われたことでラインを上げきれなかったところをバイエルンの選手が上手く突いたと分析していた。
このゴラッソにABEMA視聴者からも「キミッヒえぐいて!!!」「やばい」「キミッヒのこういうゴール久々に見た」「綺麗すぎる」「おぉゴラッソ!」などと反応。一矢報いたキックの名手の一撃に大興奮の様子だった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)