【写真・画像】 1枚目
【映像】そこで蹴る? まさかの「右ハイ」KO

 足を止めて全力のパンチの打ち合いで、狭いスペースにもかかわらず右ハイをズドンとひと振り。アツいパンチの攻防のなかで、確実に相手を仕留める“冷静さ”を現役王者が絶賛。「ここで蹴るのすごい」「完全に相手が見えていた」と驚嘆の声も上がった。

【映像】そこで蹴る? まさかの「右ハイ」KO

 12月10日に後楽園ホールで開催された「RISE174」。白石舜(TEAM TEPPEN)と戸井田大輝(TOP LEAD GYM)の対戦は、2ラウンド開始直後にパンチの応酬の中で戸井田が鮮やかな右ハイを一閃して見事なKO勝利を収めた。

 元MA日本スーパーバンタム王者の戸井田と、TEAM TEPPEN期待の白石の対戦。ゴングとともに勢いよく気持ちの入ったローを2発飛ばした白石、対する戸井田も細かく距離を測りながらロー、ミドルで返す。

 ともに至近距離で打ち合うなか、ラウンド残り1分で白石がワンツーからスピンキック。これに戸井田が右ストレートをガツンとひと振り。効いた白石はガードを固めながら打ち合いに応じると、さらなる戸井田の追撃を被弾して腰からガクリと落ちた。残り20秒をなんとか凌ぎたい白石だが、勢いにのまれるように前から崩れて2ダウン。ここはラウンド終了のゴングに救われたが、すでに意識が朦朧の状態となる。

 そんな展開にABEMA解説でRISE世界バンタム級王者の志朗は「(残り1分での)打ち合いは部が悪かった」とラウンド中から指摘。「(白石選手は)ムキにならない方がいいと思いましたが…」と、その後の打ち合いのリプレイ映像にも「うーん」と唸った。

 2ラウンド、ダウンのマイナスを取り戻したい白石は右のハイを見せ復調をアピール。しかし、戸井田の勢いは止まらない。一気にロープ際に追い込むと連打。両者ともに足を止めての打ち合いに突入したが、最後は冷静だった戸井田が大振りのパンチを冷静にかいくぐって絶妙なタイミングで右ハイを一閃。白石は腰から砕け落ち、試合終了となった。

 パンチの応酬からコンパクトに右足を振り抜いた戸井田の冷静な蹴りに「お見事」「ここで蹴るのすごい」「ハイで終わらせるのはカッコいいな」「完全に(相手の動きが)見えてたね」と驚きの声が。志朗も「戸井田選手はパンチで行くイメージだが、あそこで蹴りを出すのは進化を感じた。冷静でしたね」と称賛した。

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