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【映像】ソフトクリームにカニ…ニコニコ顔のチーム北海道・東北
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 全国を8つのブロックに分け、エリア対抗として行われる団体戦「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治」で、チーム北海道・東北の監督を務める屋敷伸之九段(51)が北海道小樽市でチーム活動を開始した。地元の将棋ファンから熱い応援を受けるとともに、食の宝庫とも呼ばれる小樽で名物グルメもたっぷりと堪能。厳しい戦いが予想される対抗戦に向けて英気を養った。

【映像】ソフトクリームにカニ…ニコニコ顔のチーム北海道・東北

 寒さを吹き飛ばすファンの熱気でパワーをチャージした。北海道札幌市出身で最大エリアの「チーム北海道・東北」の監督を務める屋敷九段は、地域活性の初動地として小樽市へと足を運んだ。“地域会 in 小樽”に参加したのは、山形県酒田市出身の阿部健治郎七段、同鶴岡市出身で地域チーム最年少・24歳の岡部怜央四段、岩手県釜石市出身の小山怜央四段(30)と札幌市生まれの和田あき女流二段。北海道エリアの将棋熱をさらに高めるべく、「おたる将棋まつり」へと向かった。

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 将棋まつりには、迫俊哉小樽市長をはじめたくさんの子どもたちが参加。少年から寄せられた「何回勝てば優勝する?」という質問に、屋敷九段は「たくさん勝てば優勝すると思いますが、皆さんの応援が必要です。ぜひとも北海道・東北チームに熱い声援をお願いします!」と呼び掛けていた。

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 子どもたちからの大声援を受けた5人は、“食”を通じたパワーチャージを狙い観光エリアへ。チーズの風味が香る濃厚なソフトクリームや、市場ではズワイカニを試食するなど、北海道の味覚を存分に味わった。プロ編入試験を突破し今年4月にプロ入りを果たした小山四段は、初めての食レポにもチャレンジ。「自分はかに座なので、カニ大好きです」と“迷”レポートで窮地を切り抜ける場面もあった。

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 北海道・東北の地域チームには、屋敷九段を含めて15人の棋士がエントリーしている。この日の地域会に参加した3人はもちろん、タイトル経験者でもある広瀬章人九段(36)ら強豪棋士も名を連ねている。監督は実力・人気・地域への貢献度など様々な要素を元に「大会出場棋士」4人を選抜しトーナメントへ臨むとあり、誰が選抜されるのか新年1月6日に放送される監督会議は注目だ。

 小樽市での一日を満喫した5人は、チーム北海道・東北のスローガンを「寒くない!北国パワーで優勝だ!」に決定。屋敷九段は晴れやかな笑顔で「チーム北海道・東北、力を合わせて優勝目指しましょう!」と語り、声援を力に熱い気持ちで戦い抜くことを誓っていた。

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◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合には監督とチームから選ばれた出場登録棋士の4人の計5人が参加可能。試合は5本先取の九番勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。試合は1試合以上出場する「先発棋士」と、チームが3敗してから途中交代できる「控え棋士」に分かれ、勝った棋士は次局にも出場する。先発棋士は1人目から順に3人目まで出場し、また1人目に戻る。途中交代し試合を離れた棋士の再出場は不可。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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