【UEFAヨーロッパリーグ】ブライトン1-0マルセイユ(日本時間12月15日/ファルマー・スタジアム )
87分のジョアン・ペドロの劇的なゴールで、ブライトンが決勝トーナメント進出を決めた。
三笘薫はベンチスタートとなった先週末のバーンリーに代わって、グループステージ首位通過を懸けての戦いとなったUEFAヨーロッパリーグ(EL)マルセイユ戦に先発フル出場。
この日本代表FWに対して、地元メディアはどのような評価を与えているのだろうか。
地元メディア『Sussex World』は、この試合に出場した選手たちを10段階で評価。三笘にはチーム2位タイの「8」という高評価が与えられている。
寸評では「一晩中本当に脅威であり、ベストフォームの兆しを見せている。何度も何度も、ライン際で相手を倒し、危険なクロスを入れた」と、ここ数試合のパフォーマンスからも伺える調子の良さについて言及されていた。
ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は、三笘が離脱をする11月の最初まで、彼をどの試合でも先発起用していたが、直近はチームメイトとのターンオーバーで蓄積疲労をコントロールしている。その中で、今節マルセイユ戦は非常に重要なゲームだった。というのも、2位でのグループ通過となれば、2試合制のプレーオフが過密日程の中に追加をされていたためだ。
年明けのブライトンの日程に大きな影響を与える今節に向けて、イタリア人指揮官と三笘はしっかりとコンディション調整をすることに成功し、チームのストレートでの決勝トーナメント進出を手繰り寄せた。今後もどのタイミングでベストな三笘を起用するのかが、今季の躍進のカギを握りそうだ。