【ブンデスリーガ】バイエルン-シュトゥットガルト(日本時間12月18日/アリアンツ・アレーナ)
【映像】ベッカム級!ケインが40m超えのスーパーロングフィードを放つ瞬間
ブンデスリーガを牽引する2人の偉大なストライカーが直接対決を迎える。18ゴールでトップに立つバイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインと16ゴールで2位のシュトゥットガルトに所属するギニア代表FWセール・ギラシ。リーグを代表するストライカーが今節激突する。
ブンデスリーガ第15節で2位のバイエルンと3位のシュトゥットガルトが直接対決を迎える。首位レヴァークーゼンを追いかける2チームによるシックスポインターは、勝敗だけでなくエースストライカーの活躍にも注目だ。
現在、18ゴールを挙げて得点ランキングのトップに立つのは、今季からブンデスリーガでプレーするケイン。プレミアリーグで3度の得点王に輝いたゴールハンターは、今夏にトッテナムからバイエルンへと活躍の場を移した。
すると開幕節のブレーメン戦で早速ネットを揺らすと、ボーフム戦、ダルムシュタット戦、ドルトムント戦で3度のハットトリックを達成。13試合18ゴールはブンデスリーガの歴代最多記録となっている。
数々のスーパーゴールを奪ってきたイングランドの点取り屋だが、最も印象的なゴールはダルムシュタット戦での50m超ロングシュートだ。
バイエルンが4-0とリードして迎えた69分、ハーフウェイライン手前でパスを受けたケインは、GKの位置を確認するとすぐさま右足を一閃。正確な右足から放たれたシュートは相手GKの頭上を超えてゴールに吸い込まれて、バイエルンに5点目が追加された。
驚愕の一発を振り返ったケインは「ボールを受けて前を向いた時、ゴールキーパーが奇妙な位置にいるのが片隅に見えた。その時点で僕たちは4-0でリードしていたから、シュートを打ってもいいのではないかと思ったんだ」とコメント。まさにゴールへの嗅覚が冴え渡ったシーンだった。
もう一人は、シュトゥットガルト躍進の立役者であるギラシだ。昨季はフランスのレンヌからレンタルで加入し、リーグ戦22試合11ゴールでチームの残留に貢献した。完全移籍となった今季は、開幕節のボーフム戦から5試合連続ゴール。さらにこの5試合で、昨季の11ゴールに並ぶなど圧巻のパフォーマンスを見せている。
怪我の影響で離脱している間に得点ランキングのトップはケインに譲ったが、復帰後もコンスタントにゴールを重ねる"ギニアの怪物"として注目を集めている。
そんなギラシの注目すべきゴールは、ヴォルフスブルク戦での一発。シュートカウンターから、ディフェンスラインの裏をとったギラシにパスが通る。GKとの1対1の局面を迎えると、華麗なタッチでGKをかわしてゴールネットを揺らした。ABEMAで実況を務めた原大悟氏は「ギラシー!!!うまーーーーーーい!」と興奮気味に視聴者へ伝えた一発だった。
ブンデスリーガを代表する2大ストライカーが激突。注目の試合は12月18日3時30分にキックオフだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)