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【映像】すっかり“変色”した内ももの様子
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 女子王者の執拗な左インロー攻撃に、18歳のムエタイ女子の足が真っ赤、そして紫色に変色して痛々しい姿に。「色がやばい」「足が壊れちゃう」「かわいそう」と悲痛な声が上がると、実況席からも「ヤバい色してる」「痛い、効いてるな」「すごい音」など驚きの声が漏れた。

【映像】すっかり“変色”した内ももの様子

 12月16日に両国国技館で開催された『RISE WORLD SERIES 2023 Final Round』。宮﨑小雪(TRY HARD GYM)とモンクットペット・カオラックムエタイ(タイ)の対戦は3ラウンド判定で宮崎の勝利。3戦連続KOとはならず悔しそうな表情をみせた宮﨑だが、左のインローにこだわって相手の前進力を封じた蹴りで見事、心まで完全にへし折って見せた。

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 現RISE QUEENアトム級王者の宮﨑は現在10連勝中、ここ2戦は海外選手相手に2KOと“倒せる女子”を体現している。一方、対戦相手のモンクットペットは若干18歳ながら80戦を超える戦績。現在、日本での2勝を含むムエタイで6連勝中とこちらも絶好調だ。

 1ラウンドから宮﨑は相手の蹴りをカットしながら鋭いローを走らせる。さらにここ数戦相手を沈めているボディ打ちも積極的に繰り出していく。2ラウンドに入っても宮﨑の狙いはモンクットペットの左足だ。パンチの連打のあとにインローを蹴り続け、モンクットペットの左足内側を捉えるたびに、館内にパチンと乾いた音が何度も響き渡る。

 ムエタイ選手ならではの課題か、組みが目立ち警告が出て困惑ぎみのモンクットペットだが、宮﨑は冷静にボディ、さらにインローを着実に加えていく。左足への集中攻撃によりモンクットペットの左ももの内側は真っ赤に腫れ上がり、次第に紫色へと変色。

 ABEMA解説の宮城大樹から「インロー痛そうですね、足が真っ赤っ赤だ」と指摘が出た直後も宮崎は、館内に音が響き渡る強烈なインロー蹴り。「バシッ、バシッ」と鞭のような音とともにモンクットペットがジリジリと後退していくと、思わず組んでしまいこれでレッドカード(減点1)を提示される一幕も。

 ひと目でわかるモンクットペットの内もものダメージにファンからも「足めっちゃ効いてるな」「サンドバッグ状態だ」と悲痛な声。一方では、宮﨑の的確かつ強烈な攻撃に「女子の試合でここまでローを効かせるのは珍しい」といった声も聞こえる。

 最終3ラウンド、手負いのモンクットペットは開き直って組みながら泥臭く食らいつくが、それを突き放すように宮﨑は左インロー、ボディ、ハイと波状攻撃を見せる。インローばかりを蹴られたモンクットペットの足には薄紫の“蹴り跡”がクッキリ。これにはファンからも「色がやばいな」「足が壊れちゃう」「足痛そう」「かわいそう」「頑張れ」など悲痛な声が上がった。さらに宮﨑が左ハイでほぼダウンの強烈なダメージを与えた。

 試合は3ラウンドの末に判定となり、宮﨑が3-0の圧勝で11連勝。しかし、KOでの連勝を逃したことで、宮﨑は浮かない表情を見せた。勝利者マイクでは、この日リングサイドでこの試合を観戦してたK-1女子アトム級王者・菅原美優について「日本人で倒さないといけない相手、来年やりたい」と対戦を要求。「女子格闘技を盛り上げたい」という宮﨑の言葉に菅原も力強く頷いた。

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