【プレミアリーグ】アーセナルvsブライトン(日本時間12月17日/エミレーツ・スタジアム)
プレミアリーグ17節で、アーセナルが本拠地エミレーツ・スタジアムでブライトンを2-0で下した。
アーセナルの冨安健洋が怪我のためベンチからも外れる一方、ブライトンの三笘薫はプレミアリーグ2試合ぶりの先発となった一戦。試合を優位に進めたのはアーセナルだ。序盤から強度の高いハイプレスが機能し、ボールとゲームを支配し続けた。それでも前半はブライトンが身体を張った守備を崩し切るまでには至れず、スコアレスのまま折り返した。
試合が動いたのは、53分だ。アーセナルが先制に成功する。CKからブライトンのファン・ヘッケが頭で触ったボールを、ファーサイドでフリーになっていたG・ジェズスがヘディングで押し込んだ。
先制されたブライトンのデ・ゼルビ監督は60分に思い切って3枚替え。ファーガソン、ララーナ、ミルナーを下げて、J・ペドロ、ブオナノッテ、イゴールを投入した。これで流れがやや変わり、前半は守備に追われていた三笘も左サイドからのドリブルやパスで仕掛けに絡めるようになった。
83分にはJ・ペドロのパスで左サイドを抜け出した三笘が、ダイレクトの美しいアウトサイドキックで中央に折り返す。しかし滑り込んだグロスが放ったシュートは、惜しくもゴールの枠を外れた。惜しいアシスト未遂だった。
そして、87分にはアーセナルが追加点。自陣からトロサール、ウーデゴール、エンケティアと繋がってラストパスを受けたハヴァーツが、GKとの1対1を冷静に制してゴールネットを揺らした。
アーセナルはアストン・ヴィラに敗れた前節の悔しさを晴らす勝利で、ブライトンにとっては今季初めてノーゴールでの敗戦となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)