【プレミアリーグ】アーセナル2-0ブライトン(日本時間12月17日/エミレーツ・スタジアム)
お手本のような疑似カウンターが炸裂した。アーセナルは自陣でのパス回しで相手の重心を前に向かせると、それを嘲笑うように敵陣に入った瞬間に速攻がスタート。最後は絶好調ハヴァーツが仕上げて、試合を決定づけるダメ押しの2ゴール目が決まった。
アーセナルが1-0とリードして迎えた87分、左WGのレアンドロ・トロサールが自陣でゴールとは逆方向にドリブルをスタートさせた。
同点ゴールが欲しいブライトンは、トロサールのドリブルを受けて重心が前がかりに。それを嘲笑うように、ベルギー代表FWは突如として進行方向を前に戻すと、マルティン・ウーデゴール、エディ・エンケテイアが少ないタッチ数でボールを運び、最後はカイ・ハヴァーツにスルーパスが渡った。
丁寧なラストパスを受けたドイツ代表MFは冷静にGKとの1対1を沈めて、アーセナルに待望の追加点をもたらした。
自陣に引き込んでからの速攻というお手本のような疑似カウンターが決まると、ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「トロサールがここで後ろに下げずに前を向いたことで入れ替わりましたね」とゴールの起点となったトロサールのプレーを分析していた。
アーセナルを応援する視聴者からは「アーセナル強すぎ」「圧倒的」「グーナーワイ歓喜なんだが」「普通にボコボコやな」「綺麗に崩したなー」などの歓喜の声が寄せられた。
得点を決めたハヴァーツは直近のプレミアリーグ5試合で3ゴールと好調を維持している。今夏の加入直後こそなかなか数字を残せなかったが、日程的に1番苦しい12月に入ってからのゴールラッシュはチームメイトからしてもサポーターとしても頼もしい限りだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)