【ブンデスリーガ】フライブルク2-0ケルン(日本時間12月17日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
堂安律の粘り強いキープが際立つ場面があった。日本代表MFは味方選手からの頭での落しをボックス内で受けると、相手DFに囲まれながらもボールをキープ。このタメが自身の大外をチームメイトがオーバーラップする時間を生み、チャンスの起点となっている。
スコアレスで迎えた29分、フライブルクMF堂安律はヴィンチェンツォ・グリフォの頭での落しを巧みな足技でコントロールすると、そのままボックス内に進入した。
同選手は2人の相手DFに囲まれてもボールを失うことなく、キープをしてから自らの大外を駆け上がったチームメイトにパス。シュートには繋がらなかったが、彼の起点からチャンスが生まれている。
ABEMAで解説を務めた安田理大氏は「もうちょっと早く堂安選手にパスを出せたらフリーで前に持ち上がれたんですけど」とコメント。パスを受けたタイミングがワンテンポ遅かったことを指摘していた。
一方のABEMA視聴者は「よく粘った!」「堂安のキープいいね」「鬼キープ」などと、起点となった日本代表MFのプレーに賛辞の声を送った。
この場面のように狭いスペースでも失わないのが堂安の魅力だろう。彼にパスが回ることで、チームとして押し上げる時間を作り出すことができており、堂安のタメがチャンスに繋がる場面もよく見られる。
(ABEMA/ブンデスリーガ)