【ブンデスリーガ】バイエルン3-0シュトゥットガルト(日本時間12月18日/アリアンツ・アレーナ)
ケインらしいゴールでバイエルンが追加点を手にした。セットプレーからのクロスが相手DFに直撃すると、そのこぼれ球がイングランド代表FWのもとへ。誰もマークについていないさすがの”忍者”ぶりで、豪快なヘディングシュートを叩き込んだ。
バイエルンが1-0とリードして迎えた55分、左サイドのペナルティエリア脇でFKのチャンスを獲得したホームチームは、19歳の神童アレクサンダル・パヴロヴィッチがボックス内に右足でクロスを上げた。
このクロスをファーサイドにいたバイエルンDFキム・ミンジェが折り返そうとしたが、ボールは同選手と競り合ったシュトゥットガルトMFアタカン・カラソルに直撃して、結果的にニアサイドに折り返すような形になった。
誰もいないはずのニアサイドに待ち構えていたのがバイエルンのエース、ハリー・ケインだ。さすがの忍者ぶりで息を潜めると、フリーの状態でカラソルに当たったボールをヘディングでゴールに叩き込んだ。
前半に2つのゴールがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に取り消されたこともあって、ABEMA視聴者も「DFライン下がってる」「大丈夫だよな、、?」とゴール取り消しを心配していたが、相手選手に当たったボールを流し込んだため、当然のようにゴールが認められた。
SNS上では「ケインがドッペル、が普通になってきた」というコメントが見られたが、実際に1試合2ゴール以上は彼にとって朝飯前となっている。今季のこれまでの成績を振り返ると、今節を含めて6試合で1試合2ゴール以上を決めており、そのうち3試合でハットトリックを達成している。
このハイペースで得点を重ねて、ロベルト・レヴァンドフスキが保持するシーズン43ゴールを更新することができるだろうか。
(ABEMA/ブンデスリーガ)