【プレミアリーグ】アーセナル2-0ブライトン(日本時間12月17日/エミレーツ・スタジアム)
まさかのジャッジにファンも驚いている。ブライトンの三笘薫は手を使ってアーセナルFWサカの突破を阻止。このプレーはイエローカードで妥当だったが、直後に敵将アルテタ監督にもイエローカードが提示された。これに納得がいかないサポーターも多いようだ。
スコアレスで迎えた42分、アーセナルのビルドアップに対してブライトンは守備に追われていた。
ボールの奪いどころを定められないことで後手に回った中、アーセナルFWブカヨ・サカに対してブライトンは三笘薫とジェームズ・ミルナーの2枚で対応。その中で三笘はサカの肩に手を掛けてしまい、主審はファウルのジャッジを下した。
38分にアーセナルDFベン・ホワイトが同じような形で手をかけて警告を受けていたこともあり、このプレーで三笘薫にはイエローカードが提示された。この判定を受けて、ファンは「手使ったらイエロー草」「一回イエローの基準作っちゃったからなー」「あれカード厳しいな」と厳しめの判定にあまり納得がいっていない様子だった。
この場面で三笘以上に注目を集めたのがアーセナルのミケル・アルテタ監督だ。三笘がファウルした直後に手を振って過度にカードをアピールしたことによる警告を受けてしまった。
これには視聴者も「アルテタ草」「アルテタ 今のなんで抗議した?」「仲良くイエローw」「アルテタこういうとこええよ」「審判厳しい」と反応。早くも今季4度目の警告に驚いた様子だった。
アルテタ監督はルートン・タウン戦で劇的ゴールに喜び過ぎた結果、ピッチに入ってしまい、その次のアストン・ヴィラ戦を累積警告でベンチ外の処分となっていた。それが明けた今節、再びイエローカードを貰うという珍事が起きている。
試合後、アルテタ監督はインタビューでこのアピールについて問われると「マルティネッリに手を振っていた」と答えて笑いを誘っていた。しかし、選手がカードのアピールで逆にカードが出されるのは彼も知っているだろう。この調子で警告を受け続けるのであれば、重要な一戦でベンチに入れない巡り合わせになりかねない。
(ABEMA/プレミアリーグ)