【ブンデスリーガ】レヴァークーゼン4-0ボーフム(日本時間12月21日/バイアレーナ)
浅野拓磨の好プレーにファンが沸いている。日本代表FWは味方選手からの縦パスに反応してボックス内への侵入に成功したが、背後から迫るレヴァークーゼンDFスタニシッチのタックルを受けて転倒。あわやPK獲得という場面だったが、相手DFの対応が上回った。
スコアレスで迎えた10分、最前列で味方選手からのパスを呼び込んだ浅野拓磨は、完璧なタッチで前を向くと、そのままペナルティエリア内に侵入してビッグチャンスを迎えようとしていた。対して、レヴァークーゼンDFヨシプ・スタニシッチは日本代表FWに対して背後から足を伸ばし、見事にボールを奪取。浅野はこのプレーで転倒したが、クリーンなタックルだったため笛はならず、試合はそのまま止まることなく続行していった。
ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「抜け方とターンはよかったですね」とコメント。一方で「少しボールが左に流れてしまいましたね」と、スタニシッチからするとタックルしやすい位置にボールを置いてしまったことが奪われた要因だと言及していた。
これにはABEMA視聴者も「ボーフムいいぞ!」「今日はアッサーノだな」「いい抜け出し」「浅野!惜しい」とコメント。拾い食いした“チョコレートパワー”で大活躍だった前節に続く活躍を期待する声が多く寄せられた。
試合開始直後にビッグチャンスを迎えたボーフムだったが、前半のうちにパトリック・シックにハットトリックを許して首位レヴァークーゼンに惨敗。仮にこの場面で浅野がゴール、もしくはPKを奪取していれば流れは違った可能性もあり、日本代表FWからすると悔いが残るシーンに。浅野自身もハーフタイムで交代となりチームに貢献できなかった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)