【ブンデスリーガ】ハイデンハイム 3-2 フライブルク(日本時間12月21日/フォイト・アレーナ)
フライブルクの堂安律が、キレキレなプレーを披露した。パスを後ろ向きで受けた日本代表MFは、足裏トラップ&ターンで前を向くと、そのまま中央に向かってドリブル。4人を自らに引きつけてから味方にパスを出す神業プレーを披露した。
フライブルクが1-0とリードして迎えた19分、右サイドのタッチライン際で右SBのキリアン・シルディリアから後ろ向きの状況でパスを受けた堂安律は、背後から相手DFが迫る中で足裏トラップ&ターンで前を向いた。
フェイクを入れた後に相手が4人いる中央の密集に向かってドリブルを仕掛けると、程よいタイミングで堂安が空けた右サイドに流れたメルリン・レールにパス。自らを囮に味方を生かそうとするチームプレーでチャンス拡大を試みた。
切れ味、アイデア、ボディーフェイクなどが同じレフティーのリオネル・メッシを彷彿とさせるプレーには、ABEMA視聴者も「うんま」、「堂安ってこんなことできたんや」、「もっと堂安にわたせ」、「ドリブルのキレ良くなってる」、「キレッキレ」とコメント。攻撃の起点となった神業プレーに驚いたようだった。
この試合で2ゴールに絡んだ堂安は直近数試合でキレキレのプレーを連発しており、かなりコンディションが良さそうに見える。ブンデスリーガは今節をもってウィンターブレイクに突入するが、年明けからサムライブルーの一員としての活躍が期待されている。1月1日のタイ代表戦、そして1月12日開幕のアジアカップでの大暴れに期待したい。
(ABEMA/ブンデスリーガ)