【ブンデスリーガ】ハイデンハイム 3-2 フライブルク(日本時間12月21日/フォイト・アレーナ)
キレキレの堂安律が、PKを獲得したシーンが話題となっている。ボックス内でパスを受けた日本代表MFは相手DFがスライディングタックルを仕掛けてくるのを見越して、内へと切り返した。この咄嗟の判断で相手を手玉に取ってPKを獲得して、フライブルクの追加点を演出している。
1-1で迎えた63分、フライブルクのロランド・シャライがボックス内に走り込んでいた堂安にスルーパスを送ると、ここから日本代表MFのアイデアとテクニックが発揮される。
走りながら巧みにボールをコントロールした堂安は、ハイデンハイムのDFベネディクト・ギンバーがスライディングタックルを仕掛けてきたのを見ると、内に切り返してカットインを試みる。その際に相手の後ろ足が足に引っかかって転倒。主審はすかさずペナルティスポットを指差してPKを宣告した。堂安が獲得したこのPKは、ルーカス・ヘーラーがしっかり決めた。
勝ち越しゴールの起点となる堂安のPK奪取を目撃したABEMA視聴者は、「堂安仕事した!」、「ナイス」、「完全にPK」、「堂安のおかげ」、「もらいに行ってる堂安笑顔」とコメント。相手を誘い込むような巧みなプレーに賛辞の声が寄せられた。
フライブルクは試合終了間際のまさかのオウンゴールで逆転負けを喫したが、堂安は見事なダイレクトパスで先制点をプレ・アシストし、2点目はPK奪取と大活躍。個人に限れば好印象の試合だった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)