【プレミアリーグ】リヴァプール0-0マンチェスター・ユナイテッド(日本時間12月18日/アンフィールド)
遠藤航とともに中盤でプレーしたアレクサンダー=アーノルドが躍動している。サラーは遠藤がパスを要求するのをおとりにその向こう側にいたイングランド代表DFにパス。これをキック自慢の攻撃的SBはダイレクトで合わせ、ポストをわずかにかすめる強烈な一撃を放った。
スコアレスで迎えた66分、後半途中から右SBから中盤にポジションを上げていたトレント・アレクサンダー=アーノルドが”らしい”プレーを魅せた。
リヴァプールはコーディ・ガクポとモハメド・サラーの連係でマンチェスター・ユナイテッドの最終ラインを押し下げると、チームとしてマイナスからのミドルシュートを狙っていた。
マイナスの位置にいた遠藤航はサラーにパスを出すように要求をしていたが、エジプト代表FWはその向こう側に走り込んできたアレクサンダー=アーノルドにパス。これをイングランド代表DFはダイレクトで合わせ、地を這うミドルシュートを放った。
結果的に左ゴールポストのわずか外に外れたことで相手のゴールキックでの再開となったが、SNSでは「アーノルド中盤にいるとこれがあるからな」「今のアーノルドのシュートは熱かった」「アーノルドと遠藤、ダブルボランチで生き生きしすぎやろ笑」など、新ボランチコンビを称賛する投稿が多く見られた。
これまでスタートから遠藤とアレクサンダー=アーノルドをダブルボランチで起用したことはないが、チームとしての火力が増すため、一つのオプションとしてはかなり有効な手札に足りそうだ。このコンビの課題はフィルターになれないことで、マンチェスター・ユナイテッド戦でもカウンターで局面をひっくり返される場面が目立った。
もう少し2人の間での約束事などが整理されれば、さらに多くの機会で試してみても面白いかもしれない。
(ABEMA/プレミアリーグ)