【ブンデスリーガ】ヴォルフスブルク1-2バイエルン(日本時間12月21日/フォルクスワーゲン・アレーナ)
バイエルンのドリブルキングがレベルの違いを見せつけた。右サイドでボールを受けたザネは細かいタッチやまたぎフェイントで相手DFを翻弄。3人の相手DFに何もさせない圧巻の突破で完璧なチャンスメイクを行った。
スコアレスで迎えた27分、右WGのリロイ・ザネにボールが渡ると、得意のドリブルでボックス内に向かって仕掛けた。
細かいタッチで微妙に相手の重心をずらしながらヴォルフスブルクDFセドリック・ツィズガーに突っ込むと、彼の股の間を抜いてそのまま突破。最後はノーモーションから中央のトーマス・ミュラーに折り返してビッグチャンスを演出した。
ゴールこそ生まれなかったが、圧巻の個人技でチャンスメイクした彼のドリブルに対してABEMA視聴者は「ザネの突破エッグ」「ザネ、ミュラーおしい」と反応。ドイツ代表FWの突破にかなりの可能性を感じているようだった。
今季好調を維持しているザネは第16節終了時点でブンデスリーガ最多の63回のドリブルを成功させている。これは2位のフロリアン・ヴィルツに17差をつけるほどのぶっちぎり1位であり、その理由が一瞬でわかる圧巻の個人技だった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)