【ブンデスリーガ】ヴォルフスブルク1-2バイエルン(日本時間12月21日/フォルクスワーゲン・アレーナ)
ドイツの神童による魅惑のボールタッチが話題を集めている。左サイドのタッチライン際でボールを受けたムシアラは、相手の寄せを嘲笑うかのようなスキルでボックス近辺まで進入。相手DFからするとファウルでしか止めることができない圧巻のテクニックに、解説やファンは揃って賛辞を送っている。
スコアレスで迎えた5分、左サイドのタッチライン際でバイエルンMFジャマル・ムシアラがボールを受けると、そこから彼のショーが始まる。
ヴォルフスブルクMFマティアス・スヴァンベリが足を出してくると、それを待っていたかのように逆を突いて縦に突破。続いて対峙したアステル・ヴランクスにはボールを晒しながら近づき、最後は足を出させてファウルを獲得した。
ファウル以外では止めることが不可能な圧巻のドリブルショーにABEMAで解説を務めた川勝良一氏は「自信があるから余裕がある。相手の足を動かすのが上手いですよね」とコメント。自信にみなぎるプレーに賛辞の声を送った。
ABEMA視聴者からも「ムシアラのタッチ好き」と好意的なコメントが寄せられている。
この試合でムシアラは7度のドリブルでの仕掛けと、4つのドリブル成功数を記録。そして被ファウル数も4と、いずれの数字も両チーム最多のスタッツだった。このことからもわかるように彼のスキルを活かした持ち運びは相手からすれば脅威でしかない。彼は毎試合のように足下に吸い付くようなボールタッチで相手を抜き去っており、バイエルンの試合をムシアラ目当てで見ても面白いかもしれない。
(ABEMA/ブンデスリーガ)