【ブンデスリーガ】ヴォルフスブルク1-2バイエルン(日本時間12月21日/フォルクスワーゲン・アレーナ)
これがエースの宿命なのだろうか。バイエルンFWケインが立て続けにローキック2発を食らってしまった。このダメージにより百戦錬磨のストライカーも苦渋の表情を浮かべている。
スコアレスで迎えた22分、バイエルンのエースであるハリー・ケインは左サイドから中央でパスを受けると、複数の相手選手を自らに引きつけてから右サイドに展開しようとしていた。
その際にヴォルフスブルクの選手がイングランド代表FWに猛チャージ。特に強烈だったのがCBのモリッツ・イェンツで、ケインの左足を完全に蹴り上げてしまった。
バイエルンのエースが苦渋の表情を浮かべながらピッチに倒れると、主審は笛を吹き、バイエルンにFKを与えた。しかし、アフターチャージでケインを削ったイェンツにはカードが出ず。彼からすればラッキーだった。
かつてのケインは毎シーズンのようにこのような接触プレーなどで離脱をすることが多かったが、20代後半になってからは怪我に悩まされない強靭な肉体を作り上げている。実際に、最後に離脱をしたのは2020/21シーズンで、バイエルン加入後の今季もこのような激しいマークにあっても、問題なくフル稼働してくれることだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)