日本代表に暗雲だ。エースである三笘薫(ブライトン)が、現地時間12月22日のクリスタル・パレス戦で負傷交代。来年1月12日に開幕するアジアカップの出場が危ぶまれている。
三笘はクリスタル・パレス戦の80分、ドリブルでボックス内侵入した際に左足首を負傷。相手GKディーン・ヘンダーソンがその直後に三笘を無理やり引き起こして投げ飛ばし、物議を醸してもいる。
そのままベンチに下がった三笘薫について、ロベルト・デ・ゼルビ監督は試合後、「彼にとっても我々にとっても大きな怪我にならないことを祈っている。でも現状はわからない。おそらく足首だ」と明かした。
また、地元紙『Sussex World』のサム・モートン記者は、自身のXで「三笘は試合終盤に足首の負傷でピッチを離れ、松葉杖をつきながらスタジアムを後にした。 1月のアジアカップへの出場には疑問符が残る」と発言している。
今年発足した第2次森保ジャパンで三笘は、最初の5試合で2ゴール・2アシストとエース級の活躍を披露。しかしその後は、10月シリーズを体調不良で辞退すれば、11月シリーズも怪我で途中離脱と4試合連続で欠場している。
森保一監督はアジアカップの登録メンバーを1月1日に発表予定だが、最悪の場合は三笘を外す決断が必要になるかもしれない……。これまでの起用法を考える限り、その際に左ウイングを担うのは中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)が最有力。さらに相馬勇紀(カーザ・ピア)、トップ下と兼任の南野拓実(モナコ)、CFと兼任の浅野拓磨(ボーフム)の起用もありえる。
はたして、三笘のアジアカップ出場は叶うのか。注目される。
(ABEMA/日本代表)