【ブンデスリーガ】ヴォルフスブルク1-2バイエルン(日本時間12月21日/フォルクスワーゲン・アレーナ)
ケインがFWらしい”シュート”ではなく”パス”で魅せた。相手陣内に押し込んだ展開で中盤に降りて来たイングランド代表FWは、6人の相手DFの間を通すスルーパスでチャンスメイク。ワールドクラスのMF以外では出すことが難しいであろうスーパーなパスにファンも驚いている。
スコアレスで迎えた26分、ヴォルフスブルク陣内に押し込んでいたバイエルンだが、一度クリアをされて再び攻撃を作り直す展開となった。
その際に最前列にいたハリー・ケインはボールを引き取りに中盤に降りてくると、ゴールからおよそ40mほどの位置からトーマス・ミュラーにスルーパス。6人の相手DFの間を通すスーパーなパスが通り、一気に局面が打開された。これにはABEMA視聴者も「流石のパス性能」と賛辞の声を送っている。
ケインはトッテナム在籍時にプレミアリーグでアシスト王になったこともあるなど、パスの名手として知られている。バイエルン加入後はトーマス・トゥヘル監督によって前線に留まるように指示を受けているため、このような降りてからの展開を見られる機会は少ないが、その精度は全く錆びていない。
(ABEMA/ブンデスリーガ)