救急通報の増加に伴い、病院側が救急患者の受け入れを拒否したり、救急車が受け入れ先を探してたらい回しにされるニュースが相次いでいる。そんな中、福岡市の救急医療の中核を担う福岡記念病院で、2024年春までに14人、夏までに1人、合わせて15人の医師が集団退職するという報道があった(15日、日経メディカル)。理由の1つとされているのが「全ての救急車を断らない」とする病院の方針で、断った場合、医師に対しペナルティが課せられるという内部からの声もある。