【TOYO TIRES CUP 2024】日本代表5-0タイ代表(1月1日/国立競技場)
日本代表の2024年初ゴールはこの男の右足から生まれた。田中碧だ。スコアレスで迎えた後半、50分に堂安律の展開から伊東純也がペナルティエリア内でチャンスメイクすると、ゴール前に走り込んだ田中が力強いシュートを突き刺す。このゴールにはファンも「やっぱり田中碧」「点に愛されすぎ」と大興奮だ。
日本代表はタイ代表との"元日決戦"に臨んだが、前半からゴールが遠い展開。日本が攻め込みながらもネットを揺らすことができずにいた。3分に日本の初シュートを放ったのも田中だったが、枠を捉えられずにいた。
迎えた後半、堂安律と中村敬斗を投入した日本は50分、中央左の堂安から右へと大きく展開。ペナルティエリア内で受けた伊東純也が仕掛けてパスを送ると、これが相手DFに当たってゴール前へ。これに反応したのが田中だ。
中盤から入り込んできた日本代表MFは落ち着いて力強いシュートを突き刺し、日本に先制点をもたらした。
このゴールにはファンもSNSで「もってる!」「やっぱり田中碧!」「点に愛されすぎ」「マジで代表戦決めるな」と大興奮。田中はこれが代表通算25試合で7点目。2021年10月のアジア最終予選・オーストラリア戦で初先発&初得点をマークした男が、2024年の日本代表の初ゴールを決めてみせた。
なお、ファンは「堂安がお見事だった」「堂安が入ってから間違いなくテンボが変わった」と、ゴールの起点となった堂安のサイドチェンジにも注目していた。
田中のゴールを起点に日本は後半で5得点を挙げて、5-0でタイを一蹴。試合後、田中は「常に狙っていた。相手に当たってこぼれてきましたけど、落ち着いて決めれたので良かった」「元日ですけど、これだけたくさんのお客さんが来てくれるのは選手としてはすごくありがたい。雰囲気も本当に素晴らしい。アジアカップ優勝に向かって全員でやっていきたい」と、ファンの前でコメントし、2024年の初勝利を締めくくった。
(ABEMA/サッカー日本代表)