【TOYO TIRES CUP 2024】日本代表5-0タイ代表(1月1日/国立競技場)
先制点の起点となったのは堂安律のワンプレーだった。左サイドで相手と入れ替わる形で前を向いた日本代表の10番は、右サイドの伊東純也を見つけてそこに見事なサイドチェンジでパスを通した。これが起点となって田中碧の先制ゴールが生まれた。
スコアレスで迎えた60分、後半開始と同時にピッチに入った堂安律は左サイドでボールを受けると、そのまま相手MFと入れ替わる形で前を向いた。
そこから日本代表の10番は右サイドでフリーとなっていた伊東純也を見つけると、そこにピンポイントのサイドチェンジで展開。このパスが起点となって、相手ボックス内でパスのこぼれ球を回収した田中碧が先制ゴールを決めた。
投入直後のワンプレーで違いを生みだした堂安について、SNSでは「堂安のサイドチェンジで相手一列丸ごと抜いた感じや」「堂安入ってめちゃくちゃ変わったなw」「堂安敬斗が入ってから間違いなくテンボが変わりすぎてる」「堂安1枚でこれだけ変わる!」「堂安のクロスがお見事だった」と話題に。ゲームチェンジャーとして機能したサムライブルーの10番に賛辞の声が送られた。
所属するフライブルクでは右サイドのタッチライン際に張ってプレーすることが多い堂安だが、日本代表ではトップ下の役割を担うこともある。彼のドリブルでのキープ力と左足の精度は中央でも十分に機能するため、1月12日に開幕するAFCアジアカップでもサムライブルーの大きな武器となりそうだ。