【写真・画像】新NISA、始めるならいつ?経済評論家が提言「新たに投資をする人がドッと入ってくる、すると株価は上がる。やるんだったら1月中に始めたほうがいい」 2枚目
【映像】新NISAを使ったお金の増やし方

 経済評論家・佐藤治彦氏が新NISAについて「1月中に始めたほうがいい」と提言した。
 
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 佐藤氏は2024年度の株価について「当初は上昇。しかし春から夏以降はわからない」と予想。年のはじめは上昇するとした理由について「新NISAによって新たに投資をする人がドッと入ってくると思う。入ってくると株価は上がる。上がるともっとやる人が増えてくる」と説明して「やるんだったら1月中に始めたほうがいい」と提言。
 
 その後の見極め方については「春先以降の賃金がどうなるか。これによって今年の日本の経済がどうなるか。その影響を受けて株価がどうなるかというのが変わっていく。また今年1つ言えることは中国は不景気、まだ続く。さらに欧米の景気も減速していく。これがゆっくりなのか、急速にドンといくのか」と、複数のポイントがあると説明した。
 
 さらに、「ドンと景気が下がった時、投資家たちは金利ではなく景気を見るようになる。いくら金利を下げてもアメリカの株も下がる。そうなると日本の株もつられて下がる可能性がある。日本の金利のおかげで下がる可能性もあるが、アメリカの株価の影響で下がる可能性もある。だから私はなんとも言えない」と語った。その上で「ただ(2024年の)最初は上がっていく。上がる要素しかないから。でも春先以降は(不透明なので)ちゃんと見るべきだ」とした。
 
 また、佐藤氏は「積み立てNISAをやる方も個別銘柄を考えるべき。そして個別銘柄を考えるときに実は去年からのキーワードが3つある」と「政策保有解消銘柄」「高配当銘柄」「PBR1倍割れ銘柄」といったキーワードを紹介し詳しく解説。
 
 株式投資の儲け方については、500円で買った株が1000円で売れた際の「値上がり益」、買った株を売らずにもらう「配当金」、株の保有者が受けられる「株主優待」といった3つがあると語った佐藤氏。「積み立てNISAでやっていると値上がり益は得られるが、個別銘柄なら配当金も楽しめて株主優待も楽しめる。株式投資は3つの蛇口で儲けられる」と解説した。
 
(『お金大好き!田中萌アナウンサーの新春ガッポリばなし』より)

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