【プレミアリーグ】ウェストハム0-0ブライトン(日本時間1月3日/ロンドン・スタジアム)
ブライトン期待の19歳ブオナノッテが、圧巻のロングドリブルで単独カウンターを見せつけた。自陣右サイドから急加速でドリブルを開始。3人に囲まれながらも獅子奮迅の勢いで敵陣へと攻め込むと、相手はたまらずファールで阻止。このプレーによりフリーキックを獲得し、さらに相手にイエローカードを出させることに成功した。
0-0で迎えた30分、自陣右サイドを攻められていたブライトンだが、ジョアン・ペドロがパスカットに成功する。ボールを受けたブオナノッテは迷うことなく単独ドリブルを開始。ウォードプラウズのプレスに追いつかれることなく、ぐんぐん加速して敵陣へと侵入していく。3人に囲まれると、最後はベンジョンソンのファールを誘発し、ゴールからおよそ25m付近でFKを獲得した。
このファールでベン・ジョンソンにイエローカードが出される。屈強な守備陣を相手にたった一人でカウンターを披露し、さらにイエローカードまで与える活躍に、解説の安田理大も「よく一人であそこまで持ち運びましたよ。相手にイエローを出させて上出来。」と唸った。視聴者からも「いいドリブルだな」「ドリブルの歩幅がメッシ」など絶賛の声が上がっている。
ブオナノッテは昨シーズン途中、アルゼンチンのロサリオ・セントラルから加入。今シーズンはコンスタントに出場を重ねており、ここまでプレミアリーグで12試合に出場して1ゴールを記録している。すでにアルゼンチン代表デビューも飾るなど、ブライトンとアルゼンチンの期待の若手だ。ブライトンはこの試合で勝つことはできなかったが、今シーズン初のクリーンシートを達成。三笘薫をはじめ離脱者が多く依然厳しい状況が続くなか、19歳のアタッカーがチームを救うのか、今後も目が離せない。
(ABEMA/プレミアリーグ)