2023年10月1日から放送を開始したアニメ「MFゴースト」は、1995年～2013年まで「週刊ヤングマガジン」（講談社）で連載された「頭文字D（イニシャルディー）」の近未来を描く、公道カーバトルを題材にした物語です。原作は2017年9月から「週刊ヤングマガジン」（講談社）にて連載中の同名漫画で、コミックスの累計発行部数は450万部を突破しています。
この記事では「MFゴースト」の主人公・片桐夏向（かたぎり かなた/カナタ・リヴィントン）の師匠である藤原拓海（ふじわら たくみ）に、「頭文字D」時代から多大な影響を与えた高橋涼介（たかはし りょうすけ）の年齢、身長、体重などのプロフィールをご紹介します。
目次
- アニメ「MFゴースト」とは
- 高橋涼介の基本情報！アニメ「MFゴースト」に登場する？
- 高橋涼介の愛車は？
- 高橋涼介の実力は？どんなタイプのドライバー？
- アニメ「MFゴースト」に登場するリョウ・タカハシとは？
- アニメ「MFゴースト」高橋涼介のまとめ
アニメ「MFゴースト」とは
アニメ「MFゴースト」の時代設定は、「頭文字D」の近未来となる西暦202X年。車の自動運転が普及した日本を舞台に、実在するガソリンカーで繰り広げられる公道レース「MFG」でのバトルを描いています。
イギリスから来日した片桐夏向は、行方不明の父親を探すために来日し、MFGに参戦。天才ドライバーのミハイル・ベッケンバウアーや沢渡光輝が駆るポルシェやアルピーヌに対し、非力なトヨタ86GTを駆り、熾烈な争いを繰り広げていきます。
2023年12月の1期最終話放送後、2期が2024年に放送となることが発表されています。
高橋涼介の基本情報！アニメ「MFゴースト」に登場する？
高橋涼介は、アニメ「MFゴースト」の作中にて、その名前こそ出ているものの、現在のところ姿は見せていません。担当声優も未発表です。
「頭文字D」の時代の高橋涼介は、両親の経営する病院を継ぐために医師を目指すかたわら、弟の高橋啓介（たかはし けいすけ）とともに走り屋チーム「赤城レッドサンズ」を結成しています。その目的は、自身の公道最速理論を完成されること。そのためのステップとして、北関東の群馬地域で「ロータリーの高橋兄弟」として名を売っていました。
そして、公道最速理論を実証するため、次のステップとして県外遠征チーム「プロジェクトD」を起ち上げます。このとき、チームのWエースとして藤原拓海と高橋啓介の2人を立て、自身はブレインとしてチームを支え、導きました。
好きなものは愛車のFC3S（マツダ サバンナRX-7 アンフィニIII）で、嫌いなものはバカな巨乳女とのことです。
高橋涼介の基本情報【プロフィール】
高橋涼介は「頭文字D」スタート時は23歳の医大の大学生で、作品終了時点では24歳でした。TVアニメ版と新劇場版では、それぞれ別の声優が高橋涼介役を担当しています。
名前：高橋涼介
年齢：頭文字D登場時：23歳の大学生 終了時：24歳
身長：183cm
体重：64kg
高橋涼介の基本情報【声優】
◆TVアニメ版
声優：子安武人（こやすたけひと）
代表作：「新機動戦記ガンダムW」ゼクス・マーキス役、「呪術廻戦」伏黒甚爾役など
1988年に「どんどんドメルとロン」で声優デビュー。その後は、主人公から悪役や脇役まで様々なキャラクターを演じるベテラン声優です。現在は、声優事務所ディーズファクトリーの代表取締役でもあります。第15回声優アワードにて、助演男優賞を受賞。趣味は小説を書くこととゲームで遊ぶこと。
◆新劇場版
声優：小野大輔（おのだいすけ）
代表作：「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」空条承太郎役、「東京リベンジャーズ」武藤泰宏役など
マウスプロモーション所属時の2002年に「フルメタル・パニック」の小林役で声優デビュー。TVアニメ「AIR」の国崎往人役で初主演をしています。現在はフリーランスとして活躍中です。
主人公や準主人公・主人公の兄貴分といった重要な立ち位置のキャラクターを数多く演じています。第2回声優アワードにてサブキャラクター男優賞受賞、第4回声優アワードにて主演男優賞受賞、第9回声優アワードにて主演男優賞・パーソナリティ賞など、数々の賞を受賞しています。
現在の年齢は？
「MFゴースト」の世界は、「頭文字D」から約20年後という設定です。高橋涼介は「頭文字D」登場時に23～24歳だったので、現在は44歳前後になっていると推測されます。
涼介が電話でのみ登場？
アニメ第2話にて、MFGの本部長・上有史浩（じょうゆう ふみひろ）が高橋涼介に電話をし、「手術（オペ）だ。切るぞ」と会話をするシーンが描かれました。このことから、現在の高橋涼介は群馬県内の病院で医師になっていると予想されますが、アニメ「ＭＦゴースト」1期の作中では、姿は見せていません。とはいえ「頭文字D」の重要キャラだけに、今後の作中にて弟の高橋啓介や関係者の口から、涼介の情報が語られることもありそうです。
高橋涼介の愛車は？
「頭文字Ｄ」時代における涼介の愛車は、マツダ サバンナRX-7 アンフィニIII（FC3S）です。ボディカラーはクリスタルホワイトで、馬力は280～340馬力とバトルに合わせてチューニングがされていました。
FC3Sの装着パーツは、純正リップスポイラー、マツダスピード製MS-0、yours SPORTS製BORGH 747エアロミラー、BBS製RSホイール、右出し砲弾マフラーなどです。アニメ「頭文字Ｄ」でのナンバーは「群馬 58 よ 13-137」で、新劇場版でのナンバーは「赤城53 か 4-725」が使われていました。
高橋涼介の実力は？どんなタイプのドライバー？
赤城レッドサンズを結成する前は、一匹狼の走り屋として常勝不敗を誇り、愛車のFCのボディが白いことから「赤城の白い彗星」の異名を持っていました。
公道レースはもちろん、サーキットの走行会、ジムカーナなどのさまざまなジャンルのモータースポーツでも無敗を誇り、「本気を出したバトルは一度もない」「どんな相手でも持てる力の半分だけで勝つ男」と噂されるほど。その実力から、プロのレーシングチームからも誘いを受けていました。
赤城レッドサンズ結成後は、RX-7に乗る実力派の走り屋として、弟の啓介とセットで「ロータリーの高橋兄弟」と走り屋界隈で認知されています。
涼介の実力は、卓越したドライビングテクニックに加え、レース中の冷静な判断力、コースの特徴やコンディションを読み取り、利用する頭脳、対戦相手の弱点を分析する力などのクレバーさに支えられています。後述する強敵たちとの対戦でも、涼介の戦術がいかんなく発揮されています。
「頭文字D」時代の高橋涼介の戦績
高橋涼介が「頭文字D」の作中で、公道バトルをしたのは3試合になります。その対戦相手と内容、勝敗を紹介します。
VS 藤原拓海
所属チーム：秋名スピードスターズ
対戦車：トヨタ・スプリンタートレノ GT-APEX 3ドア（1983年式 前期型）
場所：秋名山
勝敗：負け
主人公である藤原拓海と、秋名山のダウンヒルで対戦をしています。拓海のドリフトを多用する走りをコピーし、プレッシャーを与えて序盤戦では拓海を抜き去りました。しかし、コピーの走りでフロントタイヤを著しく消耗したことが原因で、最終的にはドリフト勝負に競り負け、敗北を喫します。
この対戦により、高橋涼介の公道無敗神話は終わりを告げましたが、勝利した拓海自身も勝利した実感がないと振り返るほど紙一重の勝負でした。
VS 須藤京一
所属チーム：エンペラー
対戦車：三菱・ランサーGSRエボリューションIII
場所：赤城山
勝敗：勝利
群馬の赤城エリアへ遠征してきたランエボ軍団「エンペラー」のリーダー・須藤京一（すどう きょういち）と涼介が、赤城山でダウンヒルバトルに臨みます。圧倒的な戦闘力を誇るランエボIIIと、モータースポーツ仕込みの須藤のテクニックに苦戦を強いられますが、対向車の恐れがある右コーナーの走りに弱点があると見抜いた涼介は、右コーナーでアウトから被せるカウンターアタックをそのまま決め返し、オーバーテイクをして見事な勝利を収めました。公道バトルを知り尽くした、涼介らしいクレバーな勝利です。
VS 北条凛
所属チーム：なし（サイドワインダーのリーダー・北条豪の実兄）
対戦車：日産・スカイラインGT-R(BNR32)
※詳細なグレードは不明。別名として死神GT-Rと呼ばれています
場所：箱根ターンパイク
勝敗：勝利
かつての恋人で故人である香織の婚約者だった北条凛（ほうじょう りん）は、バトル相手にぶつけてクラッシュさせる行為から「死神」と呼ばれていました。その愚行を止めるために、涼介は香織の命日に合わせ、箱根ターンパイクで凛とのバトルに挑みます。
涼介のRX-7に車体を当ててくる北条凛に対し、その天才的なドライビングテクニックで体当たりをかわし、一進一退のバトルが繰り広げられます。その後、無理な走りによりブレーキが効かなくなった北条凛のGT-Rが、箱根ターンパイクの料金所に激突しそうになりました。その危機を防ぐために、涼介のRX-7とバトルの様子をうかがうように追ってきていた池田竜次（いけだ りゅうじ）のフェアレディＺが、凛のGT-Rの前にクルマを付け、2台がかりでブレーキングをして事故を回避しました。
アニメ「MFゴースト」に登場するリョウ・タカハシとは？
リョウ・タカハシは、MFGの創始者でありエグゼクティブ・オーガナイザー（E・O)を務めていること以外、年齢や経歴などすべてのプロフィールが公開されていない謎の人物です。カナタは、リョウ・タカハシが提唱しているMFGの思想から「彼はすごく頭のキレる人物です‥。日本語で言う‥天才‥‥だと思います」と、リョウ・タカハシのことをリスペクトしていました。
小田原パイクスピーク戦前に、リョウ・タカハシは「カナタ・リヴィントン（片桐 カナタ）」がエントリーをしているか確認をしています。このことから、リョウ・タカハシは、MFG参戦当初からカナタに注目をしていたようです。
リョウ・タカハシの担当声優は、「頭文字D」時代の高橋涼介の声優を演じた子安武人氏ですが、現在のところ、涼介とリョウ・タカハシの関係性は明らかになっていません。
アニメ「MFゴースト」高橋涼介のまとめ
高橋涼介は、赤城レッドサンズのリーダーであり、県外遠征チーム・プロジェクトDを創設した人物です。アニメ「MFゴースト」では、現在のところ姿を表していません。
現在の年齢は44歳前後と推測されます。MFGの創設者であるリョウ・タカハシと共通点が多く、2人の関係が気になるところです。
（C)しげの秀一・講談社／MFゴースト製作委員会
アニメ『MFゴースト』放送回一覧（動画リンクつき）
| 話数 | サブタイトル（タップで動画へ） |
|---|---|
| 1 | 英国からの挑戦者（チャレンジャー） |
| 2 | 衝撃のMFG新世代 |
| 3 | カマボコストレート |
| 4 | タイヤマネジメント |
| 5 | 連携プレー |
| 6 | 悲運のラリースト |
| 7 | 4号車の男 |
| 8 | 音声（ボイス）カウント |
| 9 | 時速300キロのドッグファイト |
| 10 | アップデート |
| 11 | 天才覚醒 |
| 12 | うけつがれた感覚 |
