将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント1回戦が1月13日に行われ、豊島将之九段(33)が佐々木勇気八段(29)に89手で勝利した。豊島九段は、午後2時から行われる2回戦で永瀬拓矢九段(31)-高見泰地七段(30)戦の勝者と準決勝進出をかけて戦う。
豊島九段が本戦初戦突破を決めた。本局は、豊島九段の先手で雁木の出だしに。攻勢に出た豊島九段が中盤でペースを握ると、途切れることない攻めの手を重ねて着実にリードを拡大。緩みのない圧巻の指し回しで快勝を飾った。この結果、豊島九段は2回戦進出。例年、東京・有楽町で行われる準決勝以上の決戦に向けて大きく前進した。
午後2時から行われる2回戦では、同時に行われている1回戦・永瀬九段-高見七段戦の勝者と対戦する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。前年の第16回優勝者は藤井聡太竜王・名人。
(ABEMA/将棋チャンネルより)