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【映像】右フック2発で衝撃KO
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 31歳ベテランファイターが、立て続けに気迫の右フック2発で18歳期待の新星から「捻じれ」&「白目」の衝撃KO。恐るべきパンチの殺傷力にファンからは思わず「逆おやじ狩り」など驚きの声があがった。

【映像】右フック2発で衝撃KO

 1月12日にタイ・バンコクで開催されたONE Championship「ONE Friday Fights 47」。アピワット・ソー・ソンヌック(タイ)とエリアス・カセム(アルジェリア)の対戦は、31歳で100戦超えの戦歴を誇るアピワットが、兄弟でONE参戦中という期待の18歳・カセムの首がぐにゃりと曲がるエグい2発の右フックで完全KOに仕留めた。

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 長いリーチから繰り出す蹴りやパンチなどフレームに恵まれたカセムは、ガンガン振ってくるスタイル。一方のアピワットはじっくり距離を縮めて一撃を狙うスタイル。カセムが速い動きから縦ヒジ、飛びヒザ、パンチの連打など独壇場に見えたが、アピワットも首相撲では経験の差を見せつける。

 アピワットはタイ人らしく、1ラウンドは流して様子見から一気にギアを上げるスタイル。グッとガードを固めてカセムの攻撃をいなすが、額に被弾して血が滴り落ちる。

 パンチが伸びるカセム、ここから一気に畳み込もうか…そんな空気のなか、アピワットの右フックが顔面を捉えてカセムは腰から崩れる強烈なダウンを喫した。すぐに立ち上がり試合に戻るも、ベテランファイターがこのチャンスを逃すわけもなく、一気にプレッシャーをかけ、連打から再び右フックを振り抜いて渾身のガッツポーズ。その額からは鮮血が滴っていた。

 全体を通して試合の風向きはカセムだったが、右フック2発で完全に相手を仕留める劇的勝利。解説を務めたRIZINフェザー級王者の鈴木千裕は「だいぶ、いかれてますね…しかも同じ箇所を2回打たれている。同じ部位はキツイ。これがアゴからテンプルだったらダメージは分散する。アゴ、アゴ…2回はダメ、完全に」と正確無比なパンチに驚嘆。ファンからも「逆おやじ狩り」「首が捻れてる」「飛んでるなぁ」「目がイってる…」と驚きの反応が相次いだ。

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「効いてねぇよ」「かかってこい」挑発直後にまさかの“秒殺”失神KO負け 漫画のような“大の字”決着
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