【ブンデスリーガ】バイエルン3-0ホッフェンハイム(日本時間1月13日/アリアンツ・アレーナ)
誰もこの男を止められないのだろうか。バイエルンMFムシアラが自慢のテクニックで相手を翻弄して、まさに独壇場のゴールを決めた。相手の守備を一人で破壊する圧巻の一撃にはファンも「あの突破なんなん?」とお手上げの様子だ。
バイエルンが1-0とリードして迎えた70分、バイタルエリアでセンターバックのダヨ・ウパメカノからパスを受けたジャマル・ムシアラは、完璧なトラップとターンで前を向き、足を出してきた相手DFの逆を突いてボックス内に侵入した。
そのまま左サイドでフリーとなっていたレロイ・ザネにボールを預けたドイツ代表MFは、折り返しをワンタッチでゴールに流し込み、この試合2得点目となる一撃を決めた。
ABEMAで解説を務めた水沼貴史氏は「最後のシュートは完全に相手もGKも見えています」とムシアラの視野の広さについて言及。その前の相手DFを翻弄したテクニックを含め、目の前の状況を把握しているからこそできるプレーを大絶賛していた。
これにはABEMA視聴者も「完全なるムシアラの独壇場」「マジでムシアラ素晴らしい」「ムシアラありがとう」「ムシアラのあの突破なんなん?」「全てを解決するムシアラさん」と20歳の天才MFに賞賛の声を送っていた。
ムシアラはファーストタッチで目の前にいる相手選手のプレッシャーを剥がせるため、相手チームからすると、対応が後手を踏んでしまう。個人で相手ディフェンス網を破壊できる数少ない選手の一人と言えるだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)