【ブンデスリーガ】アウグスブルク0-1レヴァークーゼン(日本時間1月13日/WKKアレーナ)
これが首位チームの勝負強さなのだろうか。なかなかゴールを決めることができなかったレヴァークーゼンだが、スコアレスで迎えた90+4分に億千金の先制ゴールを叩き込んだ。パワープレーなどではなく、チームとして完璧に崩しての劇的ゴールに、選手もファンも大興奮の様子だ。
スコアレスで迎えた90+4分、敵陣に押し込んでいたレヴァークーゼンは右サイドから左サイドに展開して相手守備陣の目線をずらすと、最後は左SBアレハンドロ・グリマルドのクロスを中央で収めたMFエセキエル・パラシオスが左足を振り抜いて先制ゴールを決めた。
この劇的ゴールについて、ABEMAで解説を務めた福田正博氏は「パラシオスのファーストタッチのコントロールは見事ですね。体の向きの作り方、止めてから左足のシュートもはやい。完璧だったと思います」とゴールを決めたアルゼンチン代表MFを大絶賛していた。
20本以上のシュートを放ちながらもなかなかゴールを割ることができずにいたが、最後の最後で決定的な一撃が決まった。これには選手やシャビ・アロンソ監督らスタッフ、アウェイに駆けつけたサポーターたちは感情を爆発させてゴールを喜んだ。
ABEMA視聴者も「土壇場で点取れるのは本物だな」「これはバイエルンやばいぞ」「結局勝つ」「このまま優勝して欲しいな!」「ヴィルツいいね!」と大興奮の様子だった。
前線戦を首位で折り返したレヴァークーゼンだが、チーム得点王のエース、ヴィクター・ボニフェイスがアフリカ・ネーションズカップに臨むナイジェリア代表の合宿で鼠径部を負傷。4月までの長期離脱を余儀なくされることとなり、今節も決定力がある彼の不在の影響が見られた。
しかし、そんな不安を消し飛ぶような一撃が最後に決まり、悲願の優勝に向けてさらに勢いがつきそうな劇的なフィナーレとなった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)