<大相撲一月場所>◇二日目◇15日◇東京・両国国技館
小結・宇良(木瀬)が前頭三枚目・北勝富士(八角)にはたき込みで敗れた一番。黒星を喫したものの宇良は土俵際でアクロバティックな空中回転を見せ、ファンが「豪快に回転した」「ほんま面白い力士」と盛り上がる一幕があった。
新三役で一月場所に臨んでいる業師・宇良。北勝富士と対戦した二日目の取組では、立ち合い低い姿勢で頭からぶつかると一気に前進。だが土俵際で残した北勝富士がはたき込みを決めた。敗れた宇良は土俵際、食らいつくように相手に頭をつけ、最後はグルリと空中で一回転して背中から落ちていた。迫力あふれる展開に館内は大盛況。敗れた宇良は2敗目、勝った北勝富士は1勝目を挙げた。
土俵際で空中回転した宇良の姿に、ABEMAで実況を務めた田中大貴アナウンサーは「はたき込みでこんなにクルッと回れるものなんですね……」「負け方も鮮やか」と驚きの様子。これに対し、同じく解説を務めた元横綱・大乃国の芝田山親方は「宇良はどちらかというと、こういうオーバースタンスでひっくり返ることが多い」と冷静に指摘すると、「上半身だけが出ていって下半身がついていっていないからあの形になる。だからああいうダイビングをしてしまう。これが怪我のもとにもなる」と親方らしく注意を促していた。
敗れても客席を沸かせる宇良の相撲に、ファンからは「ダイビングw」「宇良ちゃん飛ぶねー」「豪快に回転した」「ほんま面白い力士」「負けた方が目立つってどないやねん」と興奮気味の声が相次いでいた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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