チェルシーがフラムを1-0で下した1月13日のプレミアリーグ21節終了後、ABEMAで解説を務めた元日本代表FWのハーフナー・マイク氏が選ぶ「プレミアリーグ前半戦ベストゴールTOP3」が発表された。2位に輝いたのは、ブライトンの三笘薫がウォルバーハンプトン戦(2023年8月19日)で挙げた超絶的なドリブルシュートだ。
スコアレスで迎えた15分、ハーフウェイラインを超えた左サイドでボールを受けた日本代表ウイングは、中央へカットインしながら次々とDFたちをかわす。最終的に相手4人の守備網を突破して、最後はゴール右へとシュートを流し込んだ。
このゴラッソは8月のプレミアリーグ月間最優秀ゴールに選出され(日本人選手では初の快挙)、SNSにもファンから「もはやメッシ」、「独壇場」、「完璧」、「えぐすぎる」、「怪物だ」などのコメントが書き込まれるなど大きな話題となった。
このゴールについてハーフナー氏は、「日本人ですか、って言いたくなりますよね。こんな力強い選手が日本にも現れるとは。日本の宝ですよね」とコメント。さらに同じく解説を務めた太田宏介氏が、「コース取りが素晴らしいですよね。相手が届かないところに身体を入れて上手くスペースを使って入っていった」と分析すれば、ハーフナー氏も「(相手に)引っ張られてもバランスを崩さずに、最後まで持っていった。素晴らしい」と付け加えた。
三笘はその後、コンディション不良や怪我に泣かされながらも、ここまでプレミアリーグで3ゴール・5アシストを記録。故障を抱えた状態ながら1月12日に開幕したアジアカップの日本代表メンバーにも招集されている。
(ABEMA/プレミアリーグ)