<大相撲一月場所>◇四日目◇17日◇東京・両国国技館
前頭十五枚目・大の里(二所ノ関)が前頭十七枚目・島津海(放駒)を押し出しで圧倒し、3勝目となる勝ち星を挙げた。“未完の大器”大の里の規格外のパワーに、「やばすぎわろた」「なにこの強さ」と驚くファンが相次いだ。
新入幕同士の対決となった一番。中学卒業と同時に角界入りした“叩き上げ”の島津海に対し、大の里は2年連続でアマチュア横綱に輝いた経歴を持つ“エリート”だ。両者は十両時代の先場所で1度対決しており、その際は島津海が勝利していた。
三日目までを終えて島津海は3連勝。大の里は1敗を喫したもののスケールの大きな相撲を見せ、取組前、ABEMAで解説を務めた元前頭・明瀬山の井筒親方は「体も大きいですし、迫力のある相撲を取っている」と期待を寄せていた。
四日目の取組では、1度目の立ち合いで島津海が突っかけてしまい取り直しに。2度目の立ち合いは成立し、圧力をかける大の里が一気に前に出ると、相手に何もさせず突き押しで吹き飛ばし完勝を遂げた。十両時代の雪辱を果たした大の里は押し出しで勝って3勝目。敗れた島津海は今場所初黒星となる1敗目を喫した。
大の里の一方的な相撲に、ABEMAで実況を務めた髙橋大輔アナウンサーは「電車道! 圧倒しました!」と大興奮。解説の井筒親方は「強いですね……」と感嘆すると、大の里が圧倒した理由について「(島津海は)1回目の“待った”で(自分のタイミングから)ズレたかもしれない」と分析した。
“大器”の片鱗をうかがわせる大の里の圧倒的勝利に、ファンも「やばすぎわろた」「なにこの強さ」「迫力あるなあ」「超特急やんけ」「これは怪物」「吹っ飛ばされちゃった」と驚きや称賛の声をあげていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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