【写真・画像】 1枚目
【映像】曲者・宇良を圧倒した琴ノ若

大相撲一月場所>◇五日目◇18日◇東京・両国国技館

 関脇・琴ノ若(佐渡ヶ嶽)が小結・宇良(木瀬)を送り出しで下し、初日から無傷の5連勝を飾った。大関にまた一歩近づいた琴ノ若の盤石な相撲に、ファンも「上手い!」「強さが際立つ」と称賛の声を寄せた。

【映像】曲者・宇良を圧倒した琴ノ若

 大関取りを目指す琴ノ若は五日目、新三役・宇良と対戦。素早く動いて翻弄してくる宇良を落ち着いて捕まえると、上手を深く取ってから背中を奪い、送り出しを決めて危なげなく5連勝を遂げた。琴ノ若は先場所で11勝、先々場所で9勝を挙げており、大関昇進目安とされる“3場所33勝”まで残り星8つと迫った。ABEMAの視聴者も「上手い!」「盤石」「強さが際立つ」「余裕あるな」と称賛した。一方、敗れた宇良は4敗目を喫した。

 また、先場所で幕内優勝を果たし、今場所では綱取りにかかる大関・霧島(陸奥)は、前頭二枚目・阿炎(錣山)の突っ張りに押される防戦一方の展開となるも、いなして耐えて連敗を許さず。阿炎の足が出てしまい、霧島は突き落としで勝って4勝目を挙げた。阿炎は初日から5連敗の苦しい結果となった。

 3場所ぶりに復帰し、4場所ぶり9度目の優勝を目指す横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)は、前頭三枚目・北勝富士(八角)の挑戦を受けた。立ち合いやや押し込まれるも、すぐに押し返して右を差すと、持ち前の圧力で圧倒、押し出しを決めて4勝目の勝ち星を手にした。敗れた北勝富士は2敗目を喫した。

 ほか、大関・豊昇龍(立浪)は前頭三枚目・豪ノ山(武隈)に一方的に寄り切られて今場所初黒星となる1敗目。昨年2度優勝争いを演じる快進撃を見せた前頭筆頭・熱海富士(伊勢ヶ濱)は、今場所は初日から3連敗と幕内上位の壁に跳ね返されていたが、この日は前頭四枚目・翔猿(追手風)を熱戦の末に押し出しで下して今場所初白星を挙げた。

 さらに平幕では大関経験者の前頭七枚目・朝乃山(高砂)が前頭八枚目・平戸海(境川)を一方的に寄り切って無傷の5連勝。“大器”として注目を集める新入幕の前頭十五枚目・大の里(二所ノ関)は巨漢の前頭十七枚目・碧山(春日野)に圧力で勝って押し出し、4勝目の勝ち星を挙げた。(ABEMA/大相撲チャンネル)

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